Webデザイナーの私が自分のサイトを持って良かったと思う7つのメリット
2013年07月29日
昨今「セルフブランディング」という言葉が流行っていますが、私も遅ればせながら昨年、セルフブランディングしてみるべくギャラリーサイトとブログを始めました。
当初はそれほど期待はしていなかったのですが、ここ半年で思っていた以上にメリットをいろいろ感じたので、まとめてみたいと思います。
1.書籍への執筆
私のサイトを見た出版社の方々から連絡があり、半年間に書籍の記事を2本執筆しました。
原稿料自体は多くはないのですが、自分自信や私が勤める会社へのPR効果はありましたし、何より良い経験になりました。
2.優秀な人材の入社
私の勤める会社では、某転職サイトを使ってWebディレクターの募集を定期的に行っているのですが、なかなか良い人材に巡り合えませんでした。そんなとき私のサイトを見た優秀なWebディレクターから2人も応募があり、採用につながりました。
「KATOSHUNさんのサイトを見て応募しました!」と言われると、純粋に嬉しいものです。
3.大型案件を受注
サイトを見た会社から、私が勤める会社に問い合わせがあり、結果として大型案件の受注につながりました。
4.社内での評価が上がった
1~3のように、個人サイトを運営してきたことが、結果として自分が勤める会社へのPR面/採用面/セールス面での貢献へとつながり、社内での評価が上がりました。(具体的な内容についてはそのうちに・・・)
5.アフィリエイト収入
少しずつではありますが、アフィリエイトの収入が増え、家計の足しになる程度にはなりました。アフィリエイトをメインにしているわけではありませんが、やっぱり収入があるのはサイトを続けていくためのモチベーションの一つになると思います。
6.様々な知識を身につけることができた
自分のサイトをコーティングしたり、ブログを書いたり、本を執筆する際に調べたことが、本業に役立ちました。こうした知識は、クライアントワークのみでは身につかないことがたくさんあります。
レスポンシブWebデザイン/WordPress/jQueryといった技術面での知識はもちろんですが、アクセス解析/SEO/Facebookページの運用方法/どうやって記事を魅力的に見せるか/バナーをどうやって押してもらうかといった、Webサイトを構築し、運用する上でのさまざまな知識を得ることができました。
7.自分の考えや知識を公開できた
これはブログをはじめて感じたメリットなのですが、自分の職業上での考えや知識を公に述べる場があるというのは、自分の立場やスキルを知ってもらうには非常に役に立つと思います。
日常のちょっとした話を友達に知ってもらうにはTwitterやFacebookでいいのですが、まとまった考えを広く知ってもらうには、長文を書くのに向いていて、記事をストックできるブログというメディアが最適ではないかと思います。
まとめ
このように、Webデザイナーが自分のメディアを持つことにはさまざまなメリットがあります。特にそれなりにアクセスが増えてくると、そのメリットを実感できるようになりました。
Webを使ったセルフブランディングは、特にWebデザイナーには親和性が高いと思います。というのも、そこでの成果がダイレクトに本業にフィードバックされるからです。
また、Webデザイナーは個人個人のスキルが大きくものを言う世界であり、会社勤めかフリーランスかに関わらず、セルフブランディングの効果が高いのも特徴です。
私の場合、このブログはかなりユルく運営していてPVもかなりユルいのですが、うまくいった理由は2つあると思っています。
- ギャラリーサイトと2段構えで運営したことで相乗効果があった
- レスポンシブWebデザイン関連の記事を多く掲載したことが読者の興味を引いた
とはいえ、このブログももう少し気合いを入れて取り組んでいきたいと思う次第です。